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2019年度版 ~できることから着実に~

1 取手市民憲章とスポーツについて
取手市民憲章の第2条は「のびやかな心とじょうぶな体をつくり、教養を高めます」、
第3条は「力を合わせ、助け合い、思いやりをもち、人の和を広げます」となっています。
また、取手市体育協会の活動目的は「スポーツの普及・振興、さらには市民の健全な心身の発達と体力・技術の向上を目指す」とされ、「一市民、一スポーツ」がその標語となっています。これらのことも踏まえて、当クラブでは、会員一人ひとりが自らの希望に応じたテニスの機会を享受するために、いろいろな条件を整備するとともに、「いつでも」「どこでも」「いつまでも」の「生涯スポーツ」を目指して、活動して参ります。
ちなみに、スポーツには次のような長所があるといわれています。
・ルールやマナーを習得することにより、フェアプレーの精神が身につき、相手の人格を尊重するようになります。
・自分のベストをつくすことにより、不可能を可能にする技術が身につきます。
・仲間作りへのきっかけとなり、人と人との絆が強化されます。
・元気な体と元気な心を生み出します。
・爽快感・充実感・達成感などを感じることができます。
スポーツは人格の形成にも大いに役立つと考えられているわけですね。

2 コート整備とマナーの基本
<コート整備の心得>
・当クラブは市からの資材援助(土・砂・ネット・コート整備用具等)を得ながら、全会員によるコート整備・維持をボランティア精神で行っています。
*2017年度より取手市の公共施設里親制度に登録し、その仕組みにも則った内容で活動しています。
・公式練習日には、管理部・コートリーダーの指示のもと、9時30分から30分間、全員で各コートの整備を実施します(但し、自分の体力以上に頑張る必要はありません)。
・ローラー掛け、水撒きなども特定の人に任せないで、積極的に行いましょう。
・雑草は所定の場所に運び捨ててください。
・コートはもちろん、施設・用具・道具類を大切に使用しましょう。
・コートの亀裂や凹凸は、気が付いた時に補修しましょう。
・プレーする人が少なくなり、これ以上プレーが出来ないと思ったときは、ネットの後片付け、ブラシ掛け、コート周辺のボール拾いなどを行いましょう。
・使用後のネットは、後で使う人が気持ちよく使えるように、センターバンドでしっかりと束ねてから収納箱に入れてください。
・各人のゴミは持ち帰り、処分してください。
・台風などによる河川増水時の対応は別途依頼しますので、ご協力ください。

3 練習でのマナーの基本
<団体練習での基本>
・練習前のミーティングがあるときは、原則として、コートに集合してください。
・集合時間を守り、指導員の指示に従って練習します。
・参加者は、指導の目的を理解し、謙虚な気持ちで練習し、自分勝手な練習は慎みましょう。
・練習時間に遅れた場合は、指導員に挨拶し、指示を受けたうえで練習に参加してください。なお、練習前には、各自準備体操を行ってください。
・団体練習終了後は、指導員に敬意を表し、必ずコートにブラシを掛けてから、次の行動に移ってください。

4 試合でのマナーの基本
<試合に備えて>
・試合前は準備体操など、各自が調整しましょう。
・試合前の練習時間は殆どない場合が多く、市民大会や外部の大会などではサービスのみ、というのが一般的です。練習時間がある場合は、ウォーミングアップは自分だけ(あるいは自分たちだけ)が行うのでなく、出場選手がお互いにできるように、配慮しましょう。
・試合形式はその時々で方法や条件が異なることがありますので注意しましょう。
(4ゲーム先取、6ゲーム先取、ノーアドバンテージ等)
<試合開始・終了時の挨拶>
・トスを終えて、試合を開始するときは、サーバーは、「お願いします」と、試合開始を宣言します。他のプレーヤーは試合開始に同意したことを伝えるために、「お願いします」
と言いながら、軽く一礼します。*お互いが初対面の時は、最初に名乗り合って挨拶するといいですね。
・試合が終了したら、「ありがとうございました」と、お互いに挨拶しながら握手をしましょう。
<試合中のマナー>
・試合中は、お互いに冷静さと集中力が大切なので、大声や罵声は慎みます。
・審判への抗議は慎み、ジャッジに従います。不審がある場合でも、確認程度にしておきましょう。
・セルフ・ジャッジは自分に甘くなりがちです。ジャッジが確実にできない場合は、相手の有利になるよう配慮しましょう。
・ボールの返球は、相手を確認してから、優しくワンバウンドになるように、相手が取りやすい位置に、ゆっくり返しましょう。
*ダブルスの試合での返球は、自分とパートナーの二人がそれぞれボールを拾った場合、一般的には、サーバーから遠い人が先に返球します。同時に二人から返球されると、サーバーが捕球出来なくなるからです。

・隣のコートにボールが入った場合は、隣のコートのラリーが終わるまで、じっと待ちましょう。隣のコートに「タイム」の声をかけることは、マナー違反です。
・隣のコートからボールが入ってきた場合、試合中であれば、「レット」(ポイント・レットの意味)とコールし、プレーを中断することができます。そのままプレーしても構いませんが、気づいたら速やかに判断しましょう。
・当然ですが、ボールを足で蹴ったりしてはいけません。
・サーバーは、サーブを打つ前に、相手に聞こえるように、スコアをコールします。
*サーバーは、レシーバーが構えてから、サーブをしましょう。
*サーバーは、フットフォールト(ボールを打つ直前にエンドラインを踏んでしまうこと)に気を付けましょう。
・試合中の指導は慎みましょう。試合後、相手がミスの原因を質問してきたら、分かりやすく教えるようにしましょう。
*これは、試合中に手短に行うパートナーとの作戦打ち合わせとは異なります。
パートナーのプレーに対して、いちいち指図するのは見苦しく聞き苦しいうえに、パートナーや対戦相手の集中力をも阻害します。楽しいテニスとは程遠い行為です。
・プレーヤーはネットより自分側のコートについて、判定とコールをします。
・サービスのレット(「ネット」のコールは誤り)は、レシーバー側が判定し、速やかにコールしてください。
・「アウト」または「フォールト」とコールした直後に、プレーヤー自身で「グッド」と訂正した場合は、そのプレーヤーの失点になります。
・ダブルスで、ペアの判定が異なった場合は、そのペアの失点になります。
・コートチェンジ時に、コート外に出ているボールは、拾って相手に手渡すか、サーバーの立つ位置付近に置きましょう。

*クラブ内のダブルスのテニス試合では、原則として、プレーを終了した直後に、4名のプレーヤー全員で、使用したコートのブラシ掛けを行い、次のプレーヤー4名全員がホウキによるライン出しをすることになりました。クレーコートのための自然発生的ルールですね。
*プレー中にコートの後ろを横切ることはやめましょう。危険であり、プレーヤーの集中力を損なうことにもつながります。急ぎの場合でも、ラリーやポイントが途切れてから、「すみません。通ります。」などと声をかけて、さっさと通るようにしましょう。
*テニスコートでのフェイスマスクの使用について
・当クラブが実施する、部内のテニス試合・練習等においては、紫外線防止等の「健康のためのフェイスマスク使用」は、原則として容認します。
・取手市テニス連盟主催の市民大会や当クラブ主催の体験ダブルス大会など、外部の選手が参加する大会においては、外部の対戦相手の方々に「素顔」で事情を説明し、了解を得たうえでのフェイスマスク使用は、容認されます。
それ以外の外部の大会では、大会主催者への確認が必要です。

5 コート周辺での基本
<会話と礼儀>
・コートに来た時、帰る時は挨拶をしましょう。
・コート周辺での、政治・宗教などの教宣・宣伝活動は慎みましょう。
・出来るだけいろいろな人に声をかけ、会話を楽しむように心がけましょう。
<テント付近>
・ベンチには、譲り合って座りましょう。
・荷物は所定の場所に置きましょう。
・喫煙は所定の場所で行いましょう。
・着替えは人前で行わないようにしましょう。
・コート周辺のゴミは、気づいたら片付けましょう。
・自転車は自転車置き場に並べておきましょう。
・公園内の樹木・草花は大切にしましょう。
<試合の観戦>
・試合中のプレーヤーにとって、メンタル面の安定が大切なので、観戦中に大声や罵声を出すことは慎みましょう。
・観戦者が、「イン」「アウト」などと大声で判定してはいけません。
・大会等で、試合の開始前や終了後に、ブラシ掛け・ライン出しなどを行う場合もありますので、その際は協力しましょう。

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